正しい者が権力を得れば民は喜び、 悪しき者が治めるとき、民はうめき苦しむ。
正しい者が勝つときは、大いなる栄えがある、 悪しき者が起るときは、民は身をかくす。
正しい者が、しあわせになれば、その町は喜び、 悪しき者が滅びると、喜びの声がおこる。
悪しき者が起るときは、民は身をかくす、 その滅びるときは、正しい人が増す。
モルデカイは青と白の朝服を着、大きな金の冠をいただき、紫色の細布の上着をまとって王の前から出て行った。スサの町中、声をあげて喜んだ。
わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。
第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、 「この世の国は、 われらの主とそのキリストとの国となった。 主は世々限りなく支配なさるであろう」。
急使は王の命令により急いで出ていった。この詔は首都スサで発布された。時に王とハマンは座して酒を飲んでいたが、スサの都はあわて惑った。
さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。
ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々もみな、同様であった。
これは神を信じない者が世を治めることがなく、 民をわなにかける事のないようにするためである。
貧しい民を治める悪いつかさは、 ほえるしし、または飢えたくまのようだ。
すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。
わたしはまた、日の下に行われるすべてのしえたげを見た。見よ、しえたげられる者の涙を。彼らを慰める者はない。しえたげる者の手には権力がある。しかし彼らを慰める者はいない。